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はるばる見に来ないか? 永遠と同化するために

THE OPEN(全英オープン)開催のゴルフコースはシーサイドリンクス (海岸に立地する) に限るという不文律があります。現時点では、スコットランド、イングランド、北アイルランドの以下の10コースで持ち回り開催され、また、1990年以降は、5年に1回、「ゴルフの聖地(Home of Golf)」と言われるセント・アンドリュース、オールドコース で開催されることが慣例となっています。

Old Course at St Andrews
Carnoustie Golf Links
Muirfield
Turnberry Golf Club
Royal Troon Golf Club
Royal Birkdale Golf Club
Royal Lytham & St Annes Golf Club
Royal Liverpool Golf Club
Royal St George's Golf Club
Royal Portrush Golf Club

セント・アンドリュース、オールドコース
カーヌスティー・ゴルフリンクス
ミュアフィールド
ターンベリー・ゴルフクラブ
ロイヤル・トゥルーン・ゴルフクラブ
ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブ
ロイヤル・リザム&セント・アンズ・ゴルフクラブ
ロイヤル・リヴァプール・ゴルフクラブ
ロイヤル・セント・ジョージズ・ゴルフクラブ
ロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフクラブ

リンクスコースの最大の特徴は、人の手を極力加えず、まさに大自然のままの地形やラフを残したコースと、それを取り巻く海風等にもさらされる厳しい気候条件も含めた環境そのものといえます。その特色は、開催されるすべてのゴルフコースでみいだすことができます。

すべてのプレーヤーは、イギリス独特の、夏にもかかわらず、時折の、寒く、じめじめとした雨の降る天気や、リンクスコース特有の海からの湿った強い風とに耐えながら優勝を争わなければなりません。

こうしたことから、THE OPENでは、普段のツアーでよく見られるような、高々と打ち上げピンの近くにボールを止める、という技術よりも、風に影響を受けにくい低めの弾道の球を打つことがしばしば要求されます。リンクスコースでは真の経験が必要とされ、他のメジャー大会よりもベテラン選手たちの活躍の機会を多く目にするのはそのためです。

リンクスコースのグリーン リンクスコースのグリーン

The Royal St George's Golf Club

2020年、149回大会が開催されるロイヤル・セント・ジョージズ・ゴルフクラブは、ロンドンの東約100kmに位置し、フランス・カレーまでの定期船が運航する街、ドーバーとも近隣した港町のサンドイッチにある、南イングランドで唯一のTHE OPENの開催ゴルフコースです。

1887年に開設された由緒あるコースは、どのホールも独特で、多くの巨大砂丘・丘陵に囲まれ、まるで100年前の自然な世界に戻ったような感覚を楽しむことができます。巨大グリーン、巨大バンカー(特に、まるで目の前に山が立ちはだかったかのような4番ホールのバンカーはTHE OPENのコースで最も深いと称されます)、また、常に吹きつける海からの風もあいまって、トリッキーですがチャレンジングなコースです。クラブハウスも、落ち着いた雰囲気の英国の伝統的スタイルのしつらえです。

過去14度ものTHE OPENが開催され、2020年は15回目の開催となります。